クレストのお話。
皆さん空冷ポルシェをお好きな方ですから殆どの方がご存知かと思いますがポルシェのクレストには空冷時代には二種類有ります。
一つはこの上の画像のタイプ。
赤黒のボーダーラインの赤い部分が半透明で地の金属が透けて
見えるのが後の新しいタイプ。
地金の溝に着色した樹脂が流し込んで有ります。
これにもロットに依って地金の色味が違う物が存在しますが…。
74年の930からこのクレストに変わったとネット上では書かれてますね。
※結局色々調べてみたら75年からの様です。
上の画像の年式以前の車両。
ナロー時代までは下の画像のタイプの物が付きます。
これはボーダーの線が七宝焼きで造られてまして…。
上の新しいタイプの物が赤いラインが半透明なのに対して
こちらは七宝焼きなので地金は透けて見えません。
更に色合いも新しい樹脂製のタイプはワインカラーで濃い朱色ですが
こちらはオレンジです。
このクレストにもロットに依って色々なタイプが存在しますが…。
今回は皆さんご存知でしょうが知らない方いらっしゃったら豆知識として。